事件の真相に迫る刑事に引きつけられる髙村薫さんの「マークスの山」

事件の真相に迫る刑事の地道な捜査が良く描かれている髙村薫さんの「マークスの山」を読みました。

(Amazonより、講談社文庫版↓)

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作品情報

出版社、出版年月等

単行本;1993年 早川書房

文庫本;2003年 講談社文庫、2011年 新潮文庫

あらすじ等

心中事件で生き残った子供が、「マークス」と名乗り連続殺人事件を起こす。マークスとは?。合田が真実に迫る。

合田雄一郎シリーズの1作目です。

雑感

とても面白いです。(以下、ネタバレあります。)

ネタバレあり

髙村薫さんの作品で最初に好きになったのは「リヴィエラを撃て」でほかの作品も読んでみようと思い、この作品を手に取りました。

この作品も期待通りとても良い作品で、大好きな1冊となりました。

天才的な推理をするわけでもなく、武闘派を決め込むわけでもない合田雄一郎という刑事がとてもかっこいいですね。

直木賞を受賞しているようです。(109回、1993年上)

LINK 公益財団法人 日本文学振興会;直木賞受賞者一覧


_/_/_/_/_/_/_編集後記_/_/_/_/_/_/_

昨日は、土曜日なのに久々に都内へ。飯田橋から神田まで歩きました。平日と比べるとかなり空いていましたが、神保町はかなりの賑わいでした。古本?カレー?

神保町の有名なカレーは学生時代に1度だけ食べました。(ジャガイモが大きかった。少食の私にはその印象が大きく味は・・・忘れてしまった。)

LINK 欧風カレー ボンディ