逢坂剛さんの「カディスの赤い星」

カディスの赤い星-アイキャッチ

逢坂剛さんの「カディスの赤い星」を読みました。

(Amazonより)

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作品情報

出版社、出版年月等

単行本;1986年 講談社

文庫本;1989年 集英社文庫、2007年 集英社文庫【新装改訂版】

公益財団法人 日本文学振興会;1986年下 第96回 直木賞

一般社団法人 日本推理作家協会;1987年 第40回 日本推理作家協会賞 長編部門

日本冒険小説協会;第5回 日本冒険小説協会大賞(サイト「文学賞の世界」より)

あらすじ等

広告PRマンの漆田のところにクライアントから人とギターを探して欲しいという依頼が舞い込む。ギター探しは日本国内にとどまらずスペインに出張することになるが、テロ活動に巻き込まれ・・・

雑感(ネタバレあり)

逢坂剛さんの直木賞を受賞された有名な作品ですが、最近になった読みました。

(以下、ネタバレあります。)

日本とスペインを舞台にしています。携帯もネットもないので、情報の伝達速度が遅いですが、そのなかなか伝わらない(捕まらない、追いつかない)状況を楽しめました。

逢坂剛さんの作品ではギターが良く出てきますが、この作品でもギターが描かれています。スペインで製作されたギタリストが盗んででも欲しくなるような価値のあるギターという設定ですが、他にも価値がある理由が隠されていて気になるアイテムになり物語のポイントになっています。

物語にはいくつかの嘘があり、読み進めていくと「えー今までのはなんだったんだ?」となりますが、1回だけでなく2回、3回と同じような展開があるので、その展開が楽しみになります。(本格もので禁じられているアンフェアな手法ではないと思いますが、読み手によって感じ方はいろいろかも知れません。)

2018年も逢坂剛さんの作品をたくさん読みたいですね。
 


_/_/_/_/_/_/_編集後記_/_/_/_/_/_/_

年末年始はバタバタしていて記事の更新ができませんでした。週1、更新できるように頑張ります。