独創的な建築家の建てた館で起こる殺人事件を描いた綾辻行人著の「十角館の殺人」

綾辻行人さんの「十角館の殺人」を読みました。館シリーズの1作目です。

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※ この記事は税理士かわべのブログで掲載してものを転載し加筆・訂正したものです。


作品情報

出版社、出版年月等

綾辻行人さんの館シリーズの1作目です。

ノベルズ;1987年 講談社ノベルス

文庫本;1991年 講談社文庫、2007年 講談社文庫(改訂版)

あらすじ

小さな島にある十角形の館(十角館)を訪れた学生たち。同じ島には、十角館の設計士一家が住んでいた青屋敷跡があるが、この青屋敷では過去に恐ろしい事件が起きていた。そして、学生たちにも”孤島の連続殺人”が・・・。

 

雑感

綾辻行人さんの館シリーズの1作目です。このシリーズは大好きです。(以下、ネタバレあります。)

 

 

 

 

 

 

ネタバレあり

島と本土での出来事が交互に描かれています。この手法が絶妙です。アンフェアな描写にならないように工夫されており、読み進めると謎が深まって、最後の謎解きがとても気持ち良く感じられる作品です。

ミステリ研究会の学生たちが主人公のですが、有栖川有栖さんの学生アリスシリーズを思い出します。

 


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関東はとても暑いです。一昨日は研修でしたが、会場が寒すぎて・・・。参加人数の多い研修だったので、温度調節が難しいのでしょう。1枚羽織るものは必須でしたね。失敗。