15年前の事件を捜査する刑事を描く佐々木譲さんの「地層捜査」

15年前の殺人事件を捜査する刑事を描いた佐々木譲さんの「地層捜査」を読みました。

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作品情報

出版社、出版年月等

単行本;2012年 文藝春秋

文庫本;2014年 文春文庫

 

 

あらすじ等

謹慎となった刑事・水戸部に15年前の殺人事件の再捜査が命令され、水戸部は「特命捜査対策室」に配属される。事件現場に近い警察署に勤務し、すでに定年退職した元刑事の相談員・加納とともに事件の捜査を進めていくが・・・。

(以下、ネタバレあります。)

 

 

 

 

 

 

ネタバレあり

佐々木譲さんの作品は、北海道の警察を取り扱った作品が多いと思いますが、この作品の舞台は東京四谷です。

佐々木さんらくし、刑事がじっくりと捜査する姿が描かれ、とても好きな作品です。

殺人事件の時効の改正、四谷が花街だったこと、相談員の思惑など、様々な要素が事件の捜査に影響していき、ちょっと短いかなと思うぐらい楽しめました。

特命捜査対策室シリーズとして、代官山コールドケースがあるようです。

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先週は新潟出張でしたが、運良く晴れていました。駐車場など道ばたには多くの雪が残っていて、東京の量とは全然違いますね。