刑事がホテルマンに扮装して事件を捜査する東野圭吾さんの「マスカレード・ホテル」を読みました。
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作品情報
出版社、出版年月等
単行本;2011年 集英社
文庫本;2014年 集英社文庫
あらすじ等
連続殺人事件の捜査のために都内のホテルで刑事がホテルマンに扮して潜入捜査を開始する。フロント業務の担当になった刑事の新田は、教育係の山岸と接客業務をしながらも事件の解決に尽力する。山岸との会話がヒントになり捜査が進展するかに見えたが・・・(以下、ネタバレあります。)
ネタバレあり
東野圭吾さんのホテルを舞台にしたミステリーです。刑事がホテルマンに扮装するという設定に惹かれて手に取りました。
連続殺人事件の捜査よりもホテルの業務が印象に残る作品です。
ホテルを舞台にした作品では、石ノ森章太郎さんの「HOTEL」を思い出します。この「HOTEL」は、企業の研修にも使われるような作品ですが、マスカレード・ホテルもホテルを出張で利用する程度の私にはとても勉強になりました。
ホテルを利用する客は、仮面をかぶっている。ホテルマンはその仮面を剥がしてはいけないが原則だが、連続殺人事件の捜査のためには、ホテルの客に紛れている犯人の仮面を剥がさなければならない。そのジレンマが良く描かれています。
映画化されるようです。
LINK 映画『マスカレード・ホテル』公式サイト
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羽生負ける。残念。