列車から消えた乗客の謎。赤川次郎さんの「幽霊列車」を読みました。
(Amazonより)
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作品情報
出版社、出版年月等
単行本;1978年 文芸春秋
文庫本;1981年 文春文庫、【新装版】2016年 文春文庫
収録作品
「幽霊列車」
「裏切られた誘拐」
「凍りついた太陽」
「ところにより、雨」
「善人村の村祭」
あらすじ
「幽霊列車」
温泉町に向かった列車に乗っていた乗客がいなくなってしまった。中年警部の宇野と女子大生の永井夕子が真相に迫る
雑感
赤川次郎さんの幽霊シリーズの1作目です。
ネタバレあり
赤川次郎さんの作品は、読みやすい文体で小学生、中学生に人気が高いかと思いますが、私の年で読み返しても、結構、楽しめました。
刑事と女子大生のコンビという設定がすごいですよね。現実にはありえない設定が、全体的に軽い印象を与えますが、物語が読みやすくミステリーの入門書にはぴったりです。
謎解きもしっかりとしているので、若かりし時に読んだ人も、シリーズ全巻を読み返すのも良いかもしれません。(Amazonで幽霊シリーズ合本(1)〜(9)も売ってます。)