ミステリーとファンタジーが融合する宮部みゆきさんの「英雄の書」を読みました。
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作品情報
出版社、出版年月等
(公式サイト;大極宮>宮部みゆき著作リストより)
単行本;2009年 毎日新聞社(上、下)
ノベルス;2011年 カッパノベルス
文庫本;2012年 新潮文庫(上、下)
あらすじ等
(公式サイト;大極宮>宮部みゆき著作リストより)
邪悪は、何と巧みに人の心に付けいるのだろうか。
宮部みゆきが放つ、『ブレイブストーリー』から6年、宮部みゆきのファンタジー最新作。
(以下、管理人のつけたし)
小学五年生の森崎友理子の兄、大樹はクラスメートをナイフで刺し、姿を消す。兄を心配する友里子は、兄の部屋にあった古い書物から聞こえてくる声に導かれ、大伯父の別荘へ行く。
古い書物を集めていた大伯父の別荘で、行方不明の兄を探しに不思議な世界へと旅立つ決意をする。
雑感(ネタバレあり)
現実の事件が入口となっているので、ファンタジーをあまり読まない私でも夢中になって読んだ作品です。(以下、ネタバレあります。)
宮部みゆきさんのファンタジー作品を読むのは初めてです。(有名なブレイブストーリーは読んでません。)
小学五年生、ファンタジーと聞いて発売当初は全く読む気にならなかったのですが、この次の「悲嘆の門」を読み始め、やっぱり先に「英雄の書」を読んでおこうと思い、読み始めました。
途中までは、兄がなぜ事件を起こしたのか、なぜいなくなってしまったのかということが気になって読み進めていたのですが、途中からは、ファンタジーの世界にすっかりはまってしまいました。アッシュが出てくるあたりからが特に良かったです。
途中から現実の事件(兄の刺殺事件)を忘れてしまっていたのですが、最後には現実の世界に戻ります。つらい、悲しい現実が待っているのですが・・・ぜひ、読んでみてください。
_/_/_/_/_/_/_編集後記_/_/_/_/_/_/_
春です。思い切ってブログのアドレスを変更し、ビジネスのブログからは切り離しました。読んできた本の整理をするために始めたブログですが、なかなか整理が追いつきません。ブログを書くより、本を読みたくなってしまうので(^^;
もう少し頑張ります。