北森鴻さんの「共犯マジック」を読みました。
(Amazonより)
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あらすじ
占い書「フォーチュンブック」を手にした男女七人の物語。昭和の大事件とからめた連作ミステリー。
雑感
北森鴻さんの作品を初めて読みました。かなり面白かったです。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
占い書「フォーチュンブック」を手に入れるあたりまでの展開は、正直あまり期待が持てなかったのですが、途中から先が気になってしょうがない展開になり、あっという間に読了。
昭和に実際に起きている事件が絡んだ展開になっているので、昭和世代には気になる事件の謎解きも楽しめます。
昭和世代の私でも産まれる前の事件があるので、事件の詳細を知らない事件もありましたが、それぞれの事件がフォーチュンブック」を手にした人物によって絶妙に絡みあっているのでとても楽しめました。
Amazonプライムで読み放題になっていたので、読んでみましたが、是非!
作品情報
単行本;2001年7月1日 徳間書店
文庫本;2004年10月1日 徳間文庫