犯罪者が弁護士に。中山七里さんの「贖罪の奏鳴曲」を読みました。
(Amazonより)
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あらすじ
弁護士の御子柴礼司は、死体の遺棄の容疑で警察に疑われる。死体を遺棄したのは何故か?
雑感
異色作です。非常に興味深く読破しました。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
死体を遺棄する描写から始まります。主人公が犯罪者であると印象づける描写で、その後の展開がとても気になりながら読み始めました。
弁護士でありながら少年時代に人を殺めているという設定が奇抜で、ちょっと想像し難いのですが、裁判での検察との対決や事件の真相に迫る過程は読み応えありです。
ドラマ化もされているので、是非。
作品情報
単行本;2012年 講談社
文庫本;2016年 講談社文庫