逢坂剛さんの初期の警察小説「百舌の叫ぶ夜」

逢坂剛さんの初期の警察小説「百舌の叫ぶ夜」を読みました。

(Amazonより)

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作品情報

出版社、出版年月等

単行本;1986年 講談社

文庫本;1990年 集英社文庫、2014年 集英社文庫【改定新版】

あらすじ等

能登半島で記憶を失った男が発見される。同じ頃、東京新宿で爆弾事件が発生。犠牲者のうち1人は公安の刑事倉木の妻だった。
倉木は爆弾事件の捜査から外されるが、休暇を利用して事件を調べ始める。

(以下、ネタバレあります。)

ネタバレあり

逢坂剛さんの初期の頃の警察小説ですが、2014年のドラマ化されて話題になりました。逢坂剛さんの作品で最初に読んだシリーズは禿鷹シリーズで、とてもインパクトのある作品でしたが、この作品もかなり面白かったです。

先にドラマを観ていたので、結末はある程度予測できましたが、とても楽しめました。時系列に工夫がしてあるので、最初はちょっと戸惑いましたが、慣れてくるとその工夫がとてもいいです。

あれ?さっき・・・と思いながら読み進めていくので、楽しみが倍増という感じです。ドラマとは違ってとても良かったですね。

でも、極秘の書類を家に持って帰ることはないよな〜と思いながら・・・。

この作品は百舌シリーズ(公安警察シリーズ)のエピソード1ということです。(集英社;百舌シリーズより)


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百舌シリーズのドラマを観たくなりました。