東野圭吾さんの「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」を読みました。
(Amazonより)
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あらすじ
ほとんど人が訪れたことのない平凡で小さな町。寂れた観光地が舞台。
結婚を控えた神尾真世の父が実家で殺された。実家で警察の捜査に協力して2日目、父の弟、武史が3年ぶりに実家に帰ってくる。久しぶりに再会した叔父と事件を独自で捜査することになるが……。
雑感
面白かったです。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
なかなか面白かったです。
この作品は、物語が二転三転するというような複雑な展開はないのですが、探偵役が謎に満ちた人物なので、事件の解明以外にも楽しめる部分が多い作品です。
コロナが名もなき町に与えた影響や家族の生活についての描写があるので、読むなら今が旬かも知れません。
帯には「……仕掛けが張り巡らされています。……)」と書いてあるのですが、1回読んだだけだとちょっとわかりませんでした。
「仕掛け」が気になる方は、是非!