連城三紀彦さんの「黄昏のベルリン」を読みました。
(Amazonより)
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あらすじ
日本人として育ってきた主人公は自分の出生の秘密を探るべく日本からベルリンへと渡る。そこで主人公が知る真実とは?
雑感
連城三紀彦さんの「傑作」と言われている作品です。
最近になって読みました。とても興味深く、いろいろと考えさせられる作品でした。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
ドイツが東西に分かれ、ベルリンには厚い壁があったこの時代。(この作品の発表された翌年にベルリンの壁が崩壊しています。)これほどの内容の小説をよく発表したなというのが率直な感想です。
複数の組織の思惑が渦巻いているので、とても面白く読むことができました。
作品情報
行本;1988年 講談社
文庫本;1991年 講談社文庫、2007年 文春文庫