珈琲店のバリスタが解決する事件簿。岡崎琢磨さんの「珈琲店タレーランの事件簿」を読みました。
(Amazonより)
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あらすじ
京都の小路にある喫茶店「タレーラン」に通う主人公は、その店のバリスタ・切間美星と様々な事件を解決するのだが……。
雑感
ふらっと立ち寄った本屋さんで見かけたこの作品。なかなか面白かったです。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
失礼な書き方になってしまいますが、意外と面白かったです。
初めて読む作家さんだし、表紙にはあまり惹かれないし(これも失礼ですね……)、購入時にどうしようかと迷った作品ですが、なかなか面白かったです。
日常的な事件の解決なので、作品としては地味という印象を受けましたが、この1つを通して大きな謎が隠されているので、最後には、「おお」と思わずつぶやいてしまいました。
珈琲が飲みたくなりますね。
この作品を読んでから、喫茶店でアップルパイを注文することが多くなりました。
作品情報
文庫本;2012年 宝島社文庫