中山七里さんの「連続殺人鬼 カエル男」を読みました。
(Amazonより)
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あらすじ
マンションの13階で女性の変死体が発見される。傍らには犯行声明のような書置きが見つかる。
警察の捜査をあざ笑うかのように第二、第三の殺人事件が発生し、新聞が「カエル男」と名付けた犯人によって、住民の不安が増していく。
犯人を追い詰めたかと思ったが……。
雑感
正直に書いてしまうと、途中はあまり面白くないな~と感じていました。しかし、最後に……。
最後の数ページの展開が気に入ったので、記事にしました。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
途中までは、殺人の描写、刑事の会話、住民の行動など、あまり面白くないと感じていました。 (ちょっと期待が大きかったのかも知れません。)
ところが、最後の数ページの展開が気に入りました。(本当のネタバレあります。)
途中で犯人らしき人の描写が多くなり、真犯人は別にいるのだろうと予想ができるのです。ありきたりの最後なのかな~と思って読んでいると、最後にちょっとした仕掛けがあり気に入りました。
作品情報
文庫本;2011年 宝島社文庫