三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~」を読みました。
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作品情報
出版社、出版年月等
文庫本;2013年 メディアワークス文庫
あらすじ等
(公式サイト;ビブリア古書堂の事件手帖>作品worksより)
珍しい古書に関係する、特別な相談──謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが──。
収録作品
プロローグ
第一話 『孤島の鬼』
第二話 『少年探偵団』
第三話 『押絵と旅する男』
エピローグ
雑感(ネタバレあり)
ビブリアシリーズの4作目です。(以下、ネタバレあります。)
4作目は、1冊まるごと江戸川乱歩です。ミステリー好きな私は、江戸川乱歩と聞いただけでわくわくします。
長編なのでどうかと思いましたが、章ごとに中心となる作品を変え、全体を通した謎にも徐々に迫っていくので、最後まで一気に読めますね。
私は、途中で乱歩の作品を検索したりしたので、先が気になったのですが、読書のスピードは遅かったです。
栞子さんの母親、智恵子さんが登場します。怖いです。
江戸川乱歩、読みたくなりますよ。この作品と一緒に、是非、読んでみてください。