隣人の恐怖を描く。前川裕さんの「クリーピー」を読みました。
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作品情報
出版社、出版年月等
前川裕さんの隣人の恐怖を扱った作品です。
単行本;2012年 光文社
文庫本;2014年 光文社文庫
あらすじ等
大学教授の主人公は、隣の家と前の家の住人とはあいさつをする程度の付き合いしかない。ある日、主人公の家の前の家が火事となり、焼死体が見つかるが、隣人の対応はそっけない。そこからさまざまな恐怖が襲いかかる。
雑感(ネタバレあり)
面白かったです。(以下、ネタバレあります。)
文章も読みやすく十分に楽しめました。
映画とは結末が違うらしいのですが、本の結末は続編を書きようがないという印象を受ける終わり方です。(2作目も読みましたので、その感想は後日、書きます。)
となり近所の人がいつの間にか入れ替わっているということは、日常でもたまにあることかも知れませんが、本人に成りすますというのはどうだろう?社会的につながりのある人だとなかなか難しいような気がします。