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余命半年の患者のがんが寛解する謎に迫る、岩木一麻さんの小説「がん消滅の罠」

余命半年の患者のがんが寛解する謎に迫る、岩木一麻さんの小説「がん消滅の罠」を読みました。

(Amazonより)

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作品情報

出版社、出版年月等

単行本;2017年 宝島社

文庫本;2018年 宝島社

 

 

あらすじ等

担当医から余命半年を宣告され、保険金を受け取った患者のがんが寛解した。

保険会社と担当医は、保険金を受け取ったあとにがんが寛解した患者には共通点があったことをつきとめ、がんが寛解した謎に迫るが・・・。

(以下、ネタバレあります。)

 

 

 

 

 

 

ネタバレあり

第15回のこのミステリー大賞を受賞した「救済のネオプラズム」を改題した作品です。

LINK このミステリー大賞第15回『このミス』大賞受賞作品 救済のネオプラズム

 

医療用語が多いのですが、いろいろと勉強になる作品です。実際に病を抱えている人にとっては常識なのかも知れませんが、私は知らないことが多かったです。

医学的な知識が不足していることにより謎の解明部分はとても楽しめました。また、この作品は医学的なトリックの解明と、また別のちょっとした謎も用意されていて、その解明も良かったです。

 


_/_/_/_/_/_/_編集後記_/_/_/_/_/_/_

冬季オリンピックが始まりました。氷点下のなかでとても寒そうです。

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