犯人を追いつめていく探偵役、碓氷優佳の推理を楽しむことができる石持浅海さんの「扉は閉ざされたまま」を読みました。
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作品情報
出版社、出版年月等
単行本;2005年 祥伝社ノン・ノベル
文庫本;2008年 祥伝社文庫
碓氷優佳シリーズの1作目。
あらすじ等
都内にあるペンションで起こる殺人事件。伏見亮輔は学生時代に仲の良かった6人と集まる機会を利用して後輩を殺害する。殺害が行われた部屋の扉は伏見亮輔の意図により開けられないが、不審に思った碓氷優佳が鋭利な推理によって伏見亮輔を追いつめていく。
(以下、ネタバレあります。)
ネタバレあり
犯人が最初からわかっている作品です。評判だったこの作品を手に取ってみました。
探偵役となる碓氷優佳の鋭い指摘によって、犯人は追いつめられる過程を楽しむことができました。いわゆるフェアな展開になっているので、ときたま前半部分を読み返しながら読了しました。
推理を楽しむ作品になっているので、私も犯行の穴を探しながら読んでいましたが、意外と気が付ないものです。
_/_/_/_/_/_/_編集後記_/_/_/_/_/_/_
「脳にスマホが埋められた!」というドラマを観ましたが、面白い設定で楽しめました。でも最後は、もっと早く真実を明かすことができたんじゃないの?と思ってしまった。