フィールドワークによって謎を解き明かす、大学助教授、火村英生が登場する有栖川有栖さんの「46番目の密室」を読みました。
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作品情報
出版社、出版年月等
ノベルズ;1992年 講談社ノベルズ
文庫本;1995年 講談社文庫
文庫本;2009年 講談社文庫【新装版】
文庫本;2012年 角川ビーンズ文庫
あらすじ
推理作家の男が殺された。45の密室作品を世に送り出した男は、46番目の密室で殺されたのか?フィールドワークを得意とする大学助教授の火村英生が登場する第1作。
雑感
有栖川有栖さんの作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)の1作目です。
(以下、ネタバレあります。)
ネタバレと書いておきながら、内容については触れません。
この作品は、予備知識なしで是非、読んでみてください。(後日、気が向いたら詳しく書くかもしれません。)
内容には触れませんが、このシリーズの醍醐味は、なんと言っても火村と有栖川の会話だと思います。
二人の会話によって謎が少しずつ解き明かされていく。推理物としては、典型的で古典的な手法ですが、会話が幼稚すぎると飽きるし、説明調だとつ飽きてしまうので、このシリーズの会話はどちらにも偏らずとても良いですね。
私はとても好きな作品です。
■□◆◇ 編集後記 ◇◆□■
忘年会シーズンですが、1つも参加する予定はありません。