中山七里さんの「翼がなくえも」を読みました。
あらすじ
事故によって義足をつけて生活をするようになった陸上選手が、ある事件をきっかけに、パラリンピック出場を目指す。
雑感
物語の続きがきになり一気に読んでしまった作品です。(以下、ネタバレあります。)
雑感(ネタバレあり)
意外な展開で面白かったです。
物語の中心は義足をつけた陸上選手が200m走の競技でパラリンピックを目指すことですが、ミステリーの要素もあり、とても楽しめました。
中山さんの他の作品で主役になっているあの人が脇役で出てきます。
あの人が出てきた瞬間にワクワクが止まらないかも知れません。いったい何をしてくれるのか、続きが気になり一気に読んでしまいました。
中山さんの作品は、登場人物が重なっていてそこも作品を読む楽しみの1つです。
義足について知らないことばかりでしたが、パラリンピックの陸上競技を観たいと気持ちになりました。
作品情報
単行本;2017年 双葉社
文庫本;2019年 双葉社